平和公園地域猫活動便り・・・心配させる子キキ【転載】

平和公園地域猫の会さんより転載です。

今まだ、平和公園の地域猫がスタートして一年に満たないのに 痩せてきたなぁと思ったら姿を消していく子は何匹かいる。

2ヶ月前から鼻をつまらせ荒い息をさせる黒猫のキキが、今危機で洒落にもならない。ご飯ももう口にしなくなって痩せてきている。

風邪ならば、猫のあいだで蔓延しているはずだが、それは見受けられない。キキだけなのだ。電話で仲間と話す。

「キキが最近痩せてきちゃったね。ご飯を食べないんだよ」

「缶詰だけにしてあげても、流動食状のにしてもだめだった」

「なんとか医者にみせられないかなぁ」
「でも、餌でおびきよせては捕まらないよ、食べないから。猫エイズの末期症状かもしれない・・・・・」

「動画で写して、獣医さんに見てもらったらどうだろう、治療ができなくても 感染性のものでないと判れば、他の子が大丈夫ということになるから」

飼い猫の寿命は18年、20年とも言われているというのに、ノラ猫は3~5年とのことです。ノラ猫ゼロをめざす我々があたる壁、いったいどこまで医療面で施すのか。踏み込めば自腹です。じっとじっと見守ることしかできないことがほとんどです。