地域ねこカレンダー販売店(3) Lingonさん

猫家 ふく福さんカフェ豆ちゃんに続いて、長崎県地域猫活動連絡協議会チャリティーカレンダー『ながさきの地域ねこ 2013』を販売して下さっているお店の紹介です。今回は、お菓子と北欧パンのお店 Lingon さんです。


恵美須町病院裏手にある瓊の浦公園に面した通りに Lingon さんがあります。


手前は、お店の名前にもなっている「リンゴンクッキー」105円。リンゴン(Lingon)とはスウェーデン語でコケモモのことです……って、コケモモは普通日本では見かけない植物なのでWikipediaさんから画像を貼っつけておきます。


寒冷地の野生植物で、直径7mmほどの非常に酸味の強い実がなるそうです。Wikipediaさん、ありがとう。ふつうは、甘く煮てジャムにします。そのジャムを使ったクッキーが、上のリンゴンクッキーです。


Lingonさんでは、季節の果物や木の実を使った焼き菓子を中心として、天然酵母を使ったもっちりした丸パンやシナモンパン、お菓子・パンに合う紅茶、そして北欧雑貨なども扱っていらっしゃいます。


お菓子は小ぶりですがしっかりとした甘さです。そして雑味がないのが特徴。バターや小麦粉は大量に買い置きするとどんどん酸化して、嫌な風味が出てくるのですが(さるねこ父は、そのへんちょっとうるさいです――もちろんだからといって残したりはせず、いただきますけどね)、Lingonさんに限っては、それはないです。

そして、Lingonさんは、よりおいしいお菓子とパンを焼くために、とても研究熱心でもあります。考えてみればわかりますが、湿気が多くて気温の高い長崎とはおよそ正反対の気候である北欧のお菓子やパンを、向こうのそのままのレシピで発酵させたり焼いたりしても、おいしくはできません。そういう意味では、本当に職人気質のお店です。ネット上(食べログなど)では、よく「素朴」と評されていますが、むしろ「こだわり」のお店だとさるねこ父は思います。もちろん、その「こだわり」を押しつけてくるわけではなく、あくまで自然体でやっていらっしゃいますけどね。いろいろ尋ねると、いろいろ教えて下さいますし、経験と試行錯誤に裏打ちされたおしゃべりは楽しいです。ながさきにはちょっと珍しいタイプのお店かも。自分でお菓子を焼いたりパンを作ったりしたことのある方には、特にオススメの Lingon さんです。お買い求めの際には、ぜひ一声かけて、会話を楽しんで下さい。ちなみに、大のねこ好きさんです。ねこの話題ももちろん welcome!

お菓子と北欧パンのお店 Lingon

長崎市金屋町9-12/TEL&FAX: 095-826-5366

日祝休/10:30~19:00(土曜日は17:00まで)

 

というわけで、さりげないこだわりの北欧菓子 Lingonさん にて、チャリティーカレンダー『ながさきの地域ねこ 2013』を販売していただいています。よろしければ、ぜひ!