第25回ねこ会議-昼の部(2011/02/12)議事報告
出席:長崎南部B地区、長崎北部C地区、新規の相談の方1名(長崎北部S町)、ボランティアの方2名、R&G長崎の地域猫について考え行動する会、チームねこばか、長崎猫の会、オフィスさるねこ
- 新規の相談の方(長崎北部S町)
- 現状と相談……自分の家の周りで餌やりをしていたお店がなくなり、餌場をなくした猫10匹弱のめんどうをみることになった/これ以上増やさないために、TNRを行ないたいが、実際にどのようにすれば捕獲できるのか/また、自分で不妊化手術の費用を出してもかまわないと思っているが、もし地域ねこにするとなればどういうふうになるのか/自治会や近隣住民との関係は必ずしもうまくいっていないので、なにかよい手立てはないか
- 協議会からのアドバイス……地域ねこ助成を受けようとすれば自治会と良好な関係を持っている方が好ましいので、S町周辺で活動しているボランティアの方と連携して、できるところから関係改善を図っていく方針を立てた/TNRに関する技術やコツに関しては先行地域からいろいろなアドバイスが提供された
- 長崎北部C地区の進捗状況
- 県獣医師会の助成金を使って、6匹の不妊化手術が無事に完了、残りは5匹となったが、捕獲には少し苦労している
- 自治会内で回覧を回し、話し合いを持つことで、「地域ねこ」ということについて地元の理解はだいぶ高まっているが、現在の悩みのタネは「自分もボランティアをやります」と名乗り出てくれる住民がまだいないということ
- 長崎南部B地区の状況
- 当初県獣医師会から助成金を受けて不妊化手術を行ない、地域ねこ登録を行なったのとは別のねこが現れたことで、その対応に苦慮している
- 県獣医師会なり、長崎市なり、あるいは他のボランティア団体なりから、どのような条件をクリアすれば助成が得られるのか、逆に、どういう条件を満たさないと助成が得られないのか、といった点が不明瞭なのは困るので、なんとかしてほしい
- そもそも「地域ねこ」というのがどういう性格のものなのか、十分に自分たちでも理解できていないまま始めてしまった、というのはよくなかったと思う。これから広めていくのであれば、そのあたりをきちっとガイドラインをつくるようにしてほしい
- 不妊化手術助成に関するマニュアルづくりについて
- 3と関連して、長崎南部B地区より強い要望が出された
- 協議会として、早いうちに対応することを確認(担当はオフィスさるねこ)
- 2011年協議会チャリティーカレンダー『長崎の地域猫 2011』の売上について
- 1月末現在で暫定集計した結果は以下の通り。若干の未精算を含むため確定は後日あらためて行なう。
【収入】
ネット販売152部(内未入金3部)……149,000円
ネット販売に伴う寄付……63,000円
対面販売335部……335,000円
発送資材および送料に係る寄付……22,617円
収入計 569,617円【支出】
印刷費……128,715円
発送資材及び送料……22,617円
支出計 151,332円収益=569,617-151,332=418,285円
- 2012年チャリティーカレンダーについて……地域ねこ活動を行なっている団体が販売するにあたっては、売上の10%程度の販売委託手数料がその団体に入るようにすれば、活動資金として活用できるし、販売のモティベーションも上がるのではないか(→出席者全員が基本的に賛同、詳細は今後詰める)
- その他連絡事項
- 2011年2月16日「わんダフル チャリティー にゃージック コンサート」開催直前情報について
- 2011年3月20日工藤久美子さん(NPO法人ねこだすけ代表理事)講演会開催情報について
- 深堀地区における虐待事件と、それに対応して行なわれているパトロールについて
(文責・オフィスさるねこ)